”大地は祖先からの贈り物ではなく子孫からの借り物である”

2008年08月27日

田んぼの生き物調査

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8月24日に福岡県から宇根豊さんをお招きして
田んぼの生き物調査と講演会を行いました。

西尾さんの田んぼに30名以上の方が集まりました。

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まずは生き物調査についての説明を伺います。
宇根さんの穏やかで分かりやすいお話に引き込まれます。

生き物調査のやり方としては、まずグループ分けをして
グループ対抗で見つけた生き物を競います。
これにはなぜか、大人も子どもも燃えます。

そして、水の中の生き物を15分間探して、見つけた生き物を皆で
持ち寄って、それぞれのグループが「こんなのがいたよ」と自慢をします。
他のグループの自慢を聞かないと失格になります(笑)

そして次は虫見板を使って30分間、稲にくっついてる虫や飛んでる虫
などを見つけます。これは捕まえなくても良くて名前を記録します。

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いるかないるかな?

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あちこちで歓声があがります。
どちらかというと、おじさんのほうが生き生きしているようです。

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今回の西尾さんの田んぼでは、ミズカマキリを捕まえたグループが
優勝しました。ほかには薄羽黄トンボのヤゴやタイコウチ、コオイムシ
など17種の生き物が見つかりました。

水上の部では、ショウリョウバッタ、赤とんぼ、オニヤンマ、糸トンボ
トビムシ、ウンカ、クモなどなど、こちらも17種が見つかりました。
豊年俵蜂(ホウネンタワラバチ)というめでたい名前の蜂もいて、
みんなのお気に入りになりました。

水中の部、水上の部をあわせて、西尾さんの田んぼでは34種の生き物が
時間内に見つかりました。40種以上を見つけた例はないそうなので
なかなかの成績だったのではないでしょうか。
「日本で一番コオイムシが多い田んぼ」という称号を頂きました。

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場所を移動して米つくり講演会の始まりです。
町内の生産者の方々や名古屋の消費者グループの方など、100名近い人で
会場が一杯になりました。

私たちの身近にいる生き物たちのほとんどは、田んぼがなければ生きられない
というお話から、農業は、ただ作物を作ることだけをしているわけではなく、
生き物が生きている農地、自然・環境を守っていて、そのような生産性以外の
お金にならない部分こそが大切であり、そこに価値を見いださないと、
これからの日本の農業は危ういだろうということ。
日本の農業を守る為には、農作物のその向こう側に広がる豊かな自然、
生き物の営みを消費者に伝えていくことが重要であるというお話を伺いました。

講演後の質問コーナーでは、現在の状況では、なかなか生き物を大切にする
農業へ進むことは難しいという意見や、消費者や流通として何をすべきなのか
など、活発な質問が交わされました。

その後、今度はクオーレに場所を移して、交流会を行いました。
ここでもみなさんのお話は尽きないまま、夜は更けていくのでした・・・

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